汽車の窓辺(まどべ)に、寄り添う(そう)人を
遠くから見つめてる、声(こえ)もかけないまま
張り裂ける(はりさける)胸、抱きし(だきし)めながら
死ぬことの代わりにも、人は旅(たび)をする
永久(とわ)に、散ることない 花を
人は、愛してくれるでしょうか
やさしい雨に、打たれて(うたれて) 落ちる
儚さ(はかなさ)故(ゆえ)、人は愛するのでしょう
惜別(せきべつ)の 時心静かに
振り返る(ふりかえる)その肩に やさしい春の雨
頬(ほほ)を流れる、涙こらえず
思い出の尽きる(つきる)まで、佇め(たたずめ)ばいい
永久に、散ることのない 花を
人は、愛してくれるでしょうか
やさしい雨に、打たれて落ちる
儚さ故、人は愛するのでしょう
※花は花よ、ひたすら咲く 花は花よ、ひたすらに舞う(まう)
※花は花よ、ひたすら咲く 花は花よ、ひたすらに散る(ちる)